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ヘルタースケルター観ました

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以前他の映画を見に行った時に、場内に真っ赤なポスターが飾ってあって
ひときわ目を引いたヘルタースケルター。
観てきました。

蜷川実花さんの写真が好きで、映画「さくらん」でも
色の使い方に陶酔していたのですけど、ポスターもなんかビビッとくると
思ったら、蜷川実花さんの作品だと知って、観に行こうと決めてました。

同タイトルのマンガが原作で、私はそちらを見ていなかったのですけど、
公式サイトを見て、作品のテーマにも惹かれました。


全身を整形して、日本の若い女の子がなりたい顔ナンバーワンの、
みんなが熱狂するトップアイドルになったりりこ。

ただ、その整形の副作用で、定期的にメンテナンスをしないと
体に痣が現れます。

不安定になっているところに、新人の
「整形もしていないのに生まれつきとびっきり可愛くて若い」子が入ってきて、
りりこの人気を塗り替えるように、世間はみんなそちらの子ばかりに
注目していくようになります。

「美しくなくなったらみんな私から離れていく 私を忘れていく」
「忘れられたら私はこの世に存在しない 死んだのと同じ 私は死ぬの」
正しいセリフではないと思いますが、
このようなセリフが作中にあり、とても心に刺さりました。

美人だったら得をする、
可愛ければ女として人生の勝者。
その上女は若さにしか価値がなくて、20代も半ばにさしかかればすぐに「BBA」と言われて
(男性)市場での商品価値がなくなっていく。

そんなことはない、それが全てではないと言うでしょうが
頭の隅っこで、女性であれば若さを失うこと、若さという美しさ、
その武器を失うことが怖いと思う人は少なくはないんじゃないでしょうか。

私ももうアラサーなので、間違っても若いからって理由でちやほやされることはありません。
特別、男性に媚びるようなおしゃれや女性の間での熾烈な勝負に勝つような
おしゃれに毎日時間を割くようなタイプでもないので余計ですが
自分の「女性としての商品価値」が暴落してんなーというのは
ひしひしと感じる毎日です。(笑)

みんなそりゃ女子高生のほうがいいわな。
同年代や年上の男の人に「だって私ぐらいの年齢の女より女子高生のほうがいいでしょ」
って聞くと「そりゃ女子高生のほうがいいけどゴニョゴニョ」って皆言います。

ゴニョゴニョの部分にいろいろ複雑な気持ちが詰まってるのも分かるんですけど
やっぱ本音はそりゃアラサーよか女子高生とセックスできたほうがいいなーだろうな。

いくら耳障りのいい「それだけじゃないよ」と言われたところで
でもどっちかいえば若い子のほうがいいんじゃん。美人のほうがいいんじゃん。
って、みんな何も言わないけど肌で感じてるんじゃないのかな。


「若さは美しさだけど、美しさは若さじゃない」
この言葉どおり、劇中でも、美しく歳を重ねている人たちがたくさんいました。

りりこはいろんなものに押し潰されて、劇中で少しずつ狂っていくんだけど、その演技もすごかった。
沢尻エリカさんの熱演が素晴らしかったのですが、
中でもセクシーなボディラインは見ものです。

極彩色の世界の中、もがいてもがいて苦しんで
女性の美しさとは、若さとは、存在意義とは。
首を絞められながら観ているような気分になりました。

これは彼氏や旦那さん、好きな男の子とは観に行かないほうがいいと思います。


なんかまだ頭の中が整理できてないんで
読み違えてるとことかもあるかなーと思いますけど、
自分の女性性についてもやもやしたものを持ってる人は
見に行くとダメージを受けること間違いなしなので、
体調の良い時にぜひ見に行っていただきたいものです。

男性も、怖いもの見たさかもしれませんけど
沢尻エリカさんの美しい裸目当てで見に行っても価値があるかもよ。
開始数分でおっぱいを乳首ごと無修正で拝めるからね!


スッキリしない日本らしい映画ですが、私は満足です。
原作の漫画も読んでみたいと思います。

とにかく画面が美しいです。
りりこも美しい。
関わる人々も皆美しい。

舞台になってる東京の街はつくづく狂ってる。
女に生まれて、まずは若さを手にしてそれを失っていくこと。
どんな時でも他の誰かと比べられていること。
しんどい映画だったなあw

蜷川実花写真集 ヘルタースケルター HELTER-SKELTER MIKA NINAGAWA
蜷川実花写真集 ヘルタースケルター HELTER-SKELTER MIKA NINAGAWA
写真集、欲しいです。

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